近ごろ、日本肥満学会、日本糖尿病学会、日本動脈硬化学会など、８学会が
合同で、「メタボリックシンドローム」という診断基準
を発表しました。

これは、コレステロール値や、血圧、血糖値など、個々の検査値は悪くないが、
要注意の項目が複数ある状態を言います。

これは心筋梗塞,脳梗塞や糖尿病などの命にかかわる重大な病気につながる
プロローグ(前章)なのです。

次の項目にいくつ心当たりがありますか。

□最近、体重が増加した。

□ベルトの位置が変わった。

□健康診断で血圧が高いといわれた。

□健康診断で糖尿病の疑いがあるといわれた。

□健康診断で中性脂肪が高いといわれた。

□健康診断で善玉コレステロールが低いといわれた。

□禁煙しようと思うが止められない。

これらに複数あてはまる方は、要注意です！

健康診断の数値に気をつけましょう。

肥満を計る物差しとして、BMI〔 (ボディー・マス・インデックス)

体重(Kg)を身長(ｍ)の二乗で割った数字〕が良く使われ、BMI＝25以上を

「肥満」と定義しています。しかし、肥満とは、単に体重が多いことではなく、

体脂肪が過剰に蓄積した状態を言うのです。

肥満のタイプでは、おなかの回りを中心とした上半身に脂肪がつく

「リンゴ型肥満」というのがあり、

特に気をつけなければいけないのが、内臓に付く「内臓脂肪型」です。

健康診断の結果、このうち３つ以上当てはまるならば・・・

あなたはメタボリックシンドロームといって良いでしょう。

あなたのウエストサイズ(おへその位置)は何センチですか？男性:85cm以上、
女性:90cm以上の方は注意が必要です。メタボリックシンドロームの人は、

糖尿病を発症するリスクは通常の７〜９倍。

心筋梗塞や脳梗塞を発症するリスクは約３倍にもなるといわれています。

ちなみに・・・現時点では自慢じゃないですが、筆者（ウエストに関しては）

も含めて国内では

１０００万人以上がこの基準に当てはまると推定されています。

まずはからだを動かしましょう。車をなるべく使わない生活を心がけましょう。

就寝前の飲酒・飲食、タバコも控えましょう。

しかし、ここまで生活を改善するのはなかなかできません。

肝臓の働きをサポートし

脂肪分のと取り過ぎが気になる方などはコレステロールなどを下げる働きの認
められた特定補助食品、

血糖値をおだやかにコントロール、

ダイエットをサポートする等の

健康食品を摂ることも最も無理なく効果的な方法です。

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